片山洋次郎氏の『身体にきく「体癖」を活かす整体法』では、
「体癖の表れ方には強弱がある」と記載されていました。
個人の性格を診断する方法はいろいろあります。
血液型を使った性格診断などはその筆頭格でしょう。
(本当に血液型で性格が決まるのか信じるかどうかは別として…)
しかし、体癖は血液型のような恒常的な性質ではなく、
個人の持っている様々な要素の濃淡のようなもので、
それが強く出る時もあれば、薄まる時もあったりします。
私の体癖はメインが上下型2種でサブが前後型5種なので、
その時の状況などによって2種の面が強く出る場合もあるし、
5種の面が強く出てくる場合もあるというわけです。
思春期や更年期になると大きな変化が起こる場合もあるとのことで、
ある時を境にそれまで強く出ていたメインの体癖の力が弱くなったり、
サブの体癖の方が強く出てくるようになることもあったりします。
「身体は常に変化し続けている」ということでしょうね。
改めて体癖の難しさを実感させられました。