皆さんは場面緘黙症という言葉を聞いたことはありますか?
これは不安障害の一つで、Wikipediaにも記事が載っています。
Wikipediaに記載されている通り、幼少期に発症するケースが多いです。
場面緘黙症の子供は家庭内では普通に話すことができるのですが、
特定の場面や状況になると急に話せなくなるという症状が出てきます。
(※特定の場面=幼稚園や学校など家族のいない場所が多いです。)
実は私も幼少期は場面緘黙症に苦しまされた経験があり、
声が出せないので上手く意思疎通ができませんでした。
場面緘黙症の診断チェックテスト
こちらのサイトで場面緘黙症のチェックテストができます。
1.家では流暢に話すことができるのに、特定の場面や場所で話さない
2.先生や近所の人など、特定の人とうまく話せない
3.見知らぬ人に話しかけられると応えられない
4.特定の場所に行くと、じっとして動かないことがある
5.話すことを求められると頑なに拒否する
6.指さし・頷くなど、言葉以外で意思表示をすることがある
7.他人との関わりを避ける傾向にある
8.家庭以外の場所であまり感情を表に出さない
9.家庭以外の場所で緊張感や不安感が強い
10.自己主張が少なく、目立たないほうだ
11.どちらかと言えば慎重な性格だ
12.保育園や学校などで1ヶ月以上話さないことがある
当てはまる項目が多ければ多いほど場面緘黙症である可能性も高くなります。
今は場面緘黙症を完全に克服しているので特に何ともありませんが、
幼少期の頃の私はほぼ全ての項目に該当していて苦しい経験をしました。
・家の中でお喋りだけど外に出ると無口になってしまう
・伝えたいことがあっても口に出せずにジェスチャーをして伝える
特にこれらは場面緘黙症ならではの特徴のように思います。