各体癖毎に最優先される価値観についてまとめておきます。
・上下型(1種&2種):善悪
・左右型(3種&4種):好き嫌い
・前後型(5種&6種):損得勘定
・捻じれ型(7種&8種):勝ち負け
・開閉型(9種&10種):愛憎
つまり、体癖が違えば価値観も大きく変わってくるのです。
勿論、これらの価値観は全ての人間に備わっています。
ただし、善悪を重要視する上下型(1種&2種)だとしても、
損得や勝ち負けの要素がないというわけではありません。
価値観の優先順位が違うといった方がいいでしょうね。
状況によって引き出される価値観が変わってくるので、
「体癖の違い」で争いが勃発するケースもあります。
例えば、学校で体育祭や球技大会などがあったとします。
左右型(3種&4種)は好き嫌いが基準で動くので、
「とにかく楽しみたい!!」という感情が強いです。
捻じれ型(7種&8種)は勝ち負けを重視するので、
「絶対に勝つぞ!!」という精神で望みます。
左右型は「何で楽しい雰囲気を壊すの?」と反発を感じ、
捻じれ型は「本気でやれや!!」と怒りをあらわにします。
左右型の優先順位:楽しむ(好き嫌い)>勝つ(勝ち負け)
捻じれ型の優先順位:勝つ(勝ち負け)>楽しむ(好き嫌い)
…とお互いの価値観の優先順位の違いを理解できないことで、
対立へと発展してしまうケースが多かったりします。
つまり、体癖が違えば対立する可能性も上がる!!ということです。
対立が起きても「これは優先順位が違うんだな…」と判断し、
相手の価値観を認めてあげることで対立は解消されます。
やはり、相手の価値観を理解しておくことが重要となるわけです。